LINEのアカウントは誰でも無料で作成することができますが、必ず1アカウントあたり1つの電話番号を登録しなければなりません。
固定電話やガラケーの電話番号を利用すれば、PCやデータ専用SIMを挿入したスマホでも利用できます。
ただし、LINEは1つのデバイスにつき1つのアカウントしか登録ができません。2つ以上の電話番号があれば複数のLINEアカウントを作成することも可能ですが、ログアウトしてから別のアカウントで再ログインするといったことは不可能です。
同じデバイスで別のアカウントでラインのサービスを利用したい場合には、アプリをアンインストールして完全に削除した後に再インストールをする必要があります。
ラインのアカウントは端末ごとに1つしか登録することができませんが、仕事用とプライベート用といった感じでラインを二つ使うことができれば便利です。そんな方法が実現できるのが「クローンアプリです」。
このページの目次
クローンアプリとは??
クローンアプリとはアプリを複製する便利な機能のことで、ツインアプリ・デュアルアプリとも呼ばれています。
クローンアプリはOPPOスマホに標準搭載されている機能です。クローンアプリの機能を使えば通常は1つしか利用できないSNSアプリもサブアカウントが簡単に作成できます。
クローン化はすべてのアプリに対応しておらず、一部アプリでのみ利用できます。クローン化に対応したアプリ一覧は、以下を参考にしてください。
LINE(ライン)
Instagram(インスタグラム)
Facebook(フェイスブック)
Skype(スカイプ)
Messenger(メッセンジャー)
WeChat(ウィーチャット)
Telegram(テレグラム)
モンストやポケモンGOなどのゲームアプリは対応できるアプリとできないアプリに分かれています。
クローンアプリでLINEを同一端末のスマホで2つ以上使う
同じ端末で複数のSNSのアカウントを利用したい場合には、クローンアプリと呼ばれる特殊なスマホアプリを利用する方法があります。通常はLINEのサービスを利用するためにはアカウントごとに別のデバイスを用意する必要がありますが、この方法であれば1つの端末で複数のLINEアカウントを使い分けることが可能になります。
クローンアプリを利用してラインを二つ使う方法ですが、アカウント数に応じた電話番号を用意します。そして、通常の方法で1つ目のLINEアカウントを登録して、アプリをインストールしておきます。
次にクローンアプリを起動して、複製化したいSNSの種類(LINE)を選択しましょう。
デスクトップ上に新たにLINEのアイコンが作成されるので、メインとサブで区別しやすいように名前を変更しておきます。
サブ用のアイコンをタップしてLINEアプリを起動すれば、メインとは別のアカウントを新たに登録することができるようになります。
サブアカウントを登録した後は、起動時のアイコンを選ぶだけでメイン用とサブ用でラインを二つ使うことが可能です。
クローンアプリの注意点
クローンアプリを利用すれば誰でも簡単にラインを二つ使うことができますが、サブアカウントを利用する際にはいくつかの注意点があります。
複数の電話番号回線が必要
1つのスマホで2種類のラインアプリを起動することができたとしても、メッセージサービスを利用するためには別の電話番号を使って複数のラインアカウントを作成しなければなりません。
以前はFacebookアカウントの認証でもLINEアカウントを作成することができましたが、2020年4月以降はこの機能が利用できなくなりました。そのため、ラインを二つ使うためにはどうしても2種類の電話番号が必要になります。
IP電話サービスに対応していない
LINEは固定電話でも認証が可能ですが、050で始まるIP電話サービスには対応していません。
サブアカウント用に固定電話で登録することができない場合は、新たに音声通話付きの格安SIMの契約をして電話番号を取得するようにしましょう。
サブ用のアカウントを登録する場合にはメインアカウント用の携帯電話の番号が使えないので、そのままではSMS認証を選択することができません。
サブアカウント用の認証をするためには別の音声通話SIMに差し替えてSMSメッセージで認証コードを取得するか、固定電話であれば音声認証を選択する必要があります。
メインアカウントに残されているメッセージ履歴や購入したLINEスタンプについても、サブアカウントに引き継ぐことができないので注意しましょう。
ラインを利用している方であれば、メイン用とは別の電話番号が用意できれば簡単にサブアカウントの登録ができるでしょう。
その他の注意事項
クローンアプリを利用すれば同一のデバイスで複数のLINEアカウントを利用することができますが、設定画面上では別のアプリとして認識されます。
通知設定についても個別に管理することができるので、メインアカウントだけを通知されるようにすることも可能です。
両方とも通知をONにすると頻繁にメッセージが表示されるので、どちらか片方は通知をOFFにしておくことをおすすめします。
作成したサブアカウント用のLINEアプリを削除したい場合は、通常の方法でアンインストールをすることができます。
サブアカウント用のアプリを削除しても、メインで使用しているアプリが消えてしまうことはありません。ただし、誤ってメインアカウント用のアプリを削除しないように注意しましょう。
2つ目のLINEアカウントを作るには
2つ目のLINEアカウントを作る際の注意として、メインアカウントを電話番号で新規登録している場合、複製したサブアカウントは同じ電話番号で新規登録できませんので、LINEのサブアカウントを新規登録する場合は別の電話番号を使って新規登録しましょう。
複製したLINEアカウントはメインアカウントとは関係なく独立したアプリです。メインと同じ電話番号で登録するとトーク履歴などのデータがすべて消去されるので注意してください。
複製したLINEアカウントは、メインアカウントで購入済みであってもスタンプの引き継ぎはできないので要注意です。
削除したサブアカウントは独立しているアプリのため、メインアカウントのデータに影響を与えずアンインストールができます。ただしアイコンが同じのためメインアカウントを誤って削除しないように確認はしっかり行いましょう。
まとめ
クローンアプリを使えば、プライベートと仕事といったように同一端末でLINEを使い分けることが可能となります。
複製したSNSアプリを削除しても本アカウントのデータには影響を与えないですし、対応SNSアプリの種類も充実しているので複数のアカウントを運用したい人は、クローンアプリで複製してはいかがでしょうか。
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